「学童保育と指定管理者制度を考えるシンポジウム」が開催されました。2010年06月15日 23時07分07秒

6月13日(日)の午後、上尾文化センターにおいて、埼玉県連協の主催で「学童保育と指定管理者制度を考えるシンポジウム」が開催されました。

最初に、県連協・指定管理者制度チームより約30分間の基調提案が行われました。そのあと、福岡県宗像市の状況について、森本茂利さん(福岡県学童保育連絡協議会会長)から、東京都八王子市の状況について、野村芳樹さん(NPO法人恩方キッズ代表)から、質疑も含めてそれぞれ約1時間程度の報告をいただきました。

指定管理者制度のもとでは、子ども達や保護者、指導員の思いとは全く関係のないところで、いかにひどいことが起こってしまうのか、そのことによっていかに子ども達や保護者、指導員が苦しめられてしまうのかということが、本当にリアルに伝わってくる報告内容でした。参加者全員、改めて、指定管理者制度は学童保育とは相容れないものであるということを、深く理解することが出来たシンポジウムでした。

約50名の方が参加しましたが、参加者は、指定管理者制度の問題を抱えている県内の自治体からだけでなく、他県(京都や福岡県筑紫野市)からの参加者もありました。筑紫野市の方は、指導員2名と保護者であるNPOの理事さんが3名、計5名も参加されていました。指導員の方2名は、シンポジウムの前日にはわざわざ元気っ子クラブの事務所にも足を運んで頂き、元気っ子クラブや学童保育の会の活動について、熱心に質問をされていました。その熱意には、本当に頭が下がる思いがしました。

当日の資料の一部を以下のページにおいておきます。興味のある方は、是非ご覧下さい。

学童保育と指定管理者制度を考えるシンポジウム資料

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