草加市のランキング ― 2006年12月28日 23時49分49秒
11月20日付の広報そうかで、「全国自治体の中における草加市のランキング」という記事が載っていました。先日、草加市のホームページを見ていたら、このランキングについて詳しく紹介している
調査結果を眺めていて、「あれっ」と思った点がいくつかありました。
自治体財政事情総覧(財団法人 社会生産性本部)の中の「生産性」という部門で、草加市が1位となっていましたが、その説明では次のように書いてありました。
《生産性》2項目
(1)人口1人あたり行政コスト
住民1人に対して行政サービスを提供するためにかかるコスト。人口1人あたり行政コストが低ければ、他団体に比べてより効率的に行政サービスを提供していることを表す。
(2)人口千人あたりの職員数
住民に対して行政サービスを提供するためにかかる職員数。人口千人あたりの職員数が少なければ、他団体に比べてより効率的に住民に対応していることを表す。
たしかに「効率的」な運営という見方もできるのかもしれません。しかし、逆に言えば、
①市民一人あたりに対して、あまりお金がかけられていない。
②人口に比して職員数が少なく、それだけ、一人の職員の負担が大きい。
ということではないでしょうか。どういう観点でランキングを付けるかで、全く意味合いが違ってしまいます。
別の調査で、「子育て環境」が764自治体中211位となっていました。調査の指標を見てみると、「認可保育所定員数」「月額保育料」「認可保育所の上乗せサービス(延長保育など)」「学童関連(実施割合、保育料)」「子どもの安心安全対策」といった項目があげられていました。
基本的には、全て数字で評価されるものばかりだと思います。保育の質や、地域の中で親どうしのつながりや子ども達を支え合う環境ができているのかといったことは、当然のことながら一切評価の対象にはなっていません。
そこで暮らしている市民の立場からすると、あまり中味のあるランキングではないなと感じざるをえませんでした。市民の目線で、行政を評価していくということが、今必要なのだと思います。

最近のコメント