草加の「大規模化」は、本当に深刻!!2007年06月17日 14時39分02秒

6月12日、指導員会の研修として、県連協の森川さんをお呼びして、大規模問題の学習会を行いました。

現在、国では、71人以上の学童保育については、3年以内に分割を進めるようにという方針を掲げています。

学童保育室数に対する、児童数が71人以上の学童保育室の割合ですが、全国と県では以下のようになっています。

全国では、2057カ所で、12.9%。
埼玉県内では、107カ所で、16.7%。

では、草加市では、どうなっているのでしょうか。

草加市の場合、公立も含めると、学童保育室の箇所数は21カ所です。そのうち、児童数が71名を超えているのが、元気っ子クラブ運営の学童で10箇所、公立学童で2箇所、合計12箇所となっています。ということは、

草加市では、71名を超える大規模学童は、12カ所で、なんと57.1%にもなります。

国、県以上に、草加市の大規模化が、深刻な状況にあるということがわかります。

国は、現在ある施設を間仕切り等で仕切って分割を行うこともOKとしています。しかし、草加の施設を見た場合、施設そのもの面積が狭いために、それを間仕切り等で仕切ったとしても、根本的な解決にはなりません。

草加において、この大規模問題を解決していくためには、学童保育の施設そのものを増設・新設していく以外にはないのではないかと思います。

下のグラフは、草加の学童保育児童数の推移です。10年前、400人足らずだった民間学童児童数が、今年度当初には約1200名となっています。10年間で、3倍の増加です。

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