運営委員会&沿線交流会2007年01月14日 23時23分58秒

 今日は、午前中が、保育の会の運営委員会。午後からは、東武沿線交流会に参加してきました。

 午前中の運営委員会には、子育て支援課の課長が、わざわざ見えて、あいさつをされました。市が1月20日に行う「児童クラブの制度改正に係る説明会」の各父母会長あての案内を持ってきてくれたものです。

 今回の運営委員会の中心は、2月4日の子育てシンポジウムどう成功させていくかということでした。400人はいるホールを満杯にするためには、各児童クラブから15人から20人の参加が必要です。チラシ等の配布も遅れていたので、今日の段階では、各児童クラブともまだまだ参加の確認が取れていないだろうなと思っていました。今日の運営委員会と同時に、各児童クラブの会長さんなどにも別途協力を仰がないと、なかなか参加者は増えないだろうなと思っていました。

 しかし、今日各児童クラブの報告を聞いてみると、私たちが思っていた以上に、各父母会での取り組みが進んでいました。現段階で、すでに約200名の参加確認が取れていたかと思います。父母会がこれからという児童クラブもあり、まだまだ参加確認が進んでいないというところもありましたが、もうすでに15人や20人の参加確認が済んで、これからさらに声を掛けていくというところもありました。3週間前という段階で、これだけの参加確認が取れているということは、本当にすばらしいことだと思います。

 各児童クラブの報告が終わったあと、事務局から2名の発言がありました。この2人の発言もとても良かった。シンポジウムの成功に向けて、それぞれの立場から、全体を励まし、ユーモアを交えながら、明るく前向きなトーンで全体の心を一つにしてくれる発言をしてくれました。こういうみんなの協力があれば、シンポジウムは、きっと大成功で終わることができるだろうと思います。

午後の東武沿線交流会は、正直言って休みたいという気持ちもあったのですが、参加してみたら、講師の三輪先生の講演は、本当に楽しくて引き込まれるお話しでした。参加して良かったと思いました。

 一番印象に残っているのが、最初に、今の親たちが置かれている社会の状況についてかなり詳しくお話ししてくれたということです。子どもの目線に立って、子どもと共感していくためには、子どもの置かれている背景をきっちりつかんでおかなければならないし、親が抱えている社会的な問題もしっかり見ておかなければならないということだと思います。

 「子どもを丸ごとつかむ」と良く言いますが、それは子どもだけを見ていてわかるものではないでしょう。子どもが置かれている状況、家庭や保護者が抱えている状況、さらには、今の社会の動きなどもきちんと見通せてこそ、今目の前にいる一人の子どもの姿が見えてくるのではないかと思います。

 三輪先生は、冒頭で、指導員に対し、「子育てのプロ」になってほしい、プロとしての誇りと自覚を持って仕事をして欲しいと訴えていました。学童保育の仕事というのは、それだけの高い専門性を持ち、重要な役割があるということを十分分かっているからこそ、こういう高い要求となってくるのではないかと思います。

本当にとても有意義な講演会でした。

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