6月議会-指定管理と児童クラブの問題2008年06月07日 22時43分22秒

6月5日から、草加市議会が始まっていますが、あさって月曜日から、一般質問が始まります。

今回は、大野議員が、指定管理者制度と児童クラブの問題を取り上げてくれています。

発言通告によれば、指定管理者制度については、①指定のあり方(随意か公募か)、②委託料(きちんとした質を確保できるだけの委託料を)について、児童クラブについては、①大規模児童クラブの問題、②自主保育の問題、③清門児童クラブの問題について、取り上げて質問するということです。また、指定管理に関連して、高砂児童クラブの問題についても取り上げてくれるそうです。

指定管理については、市としても見直しを行っているところであり、今回どのような答弁を行うのかが注目されるところです。

大野議員の質問は、予定では、11日(水)の4人目(この日の一番最後)ということです。もし傍聴ができる方は、是非とも市議会に足を運んでいただければと思います。質問の時間等は、市役所の議会事務局に電話をすると、親切に教えてくれます。事前に電話してから、行くとよいと思います。

「草加市事業仕分け」の傍聴に行ってきました2008年06月28日 22時56分11秒

今日、明日と、草加市役所で「草加市事業仕分け」が行われています。

この、「事業仕分け」とは、市の説明によると、「市が行っている行政サービスなどについて、市民の目線や外部の第三者の視点を交え、事業そのものの必要性や仕事の進め方を公開の場で論議し、今後のあり方を一緒に考えていただくもの」だそうです。今回の対象事業は40事業となっています。(どの事業が対象となっているかは、草加市のホームページから見ることができます。)

「事業仕分け」のやり方は、最初に5分程度で市の職員からの説明があり、その後20分程度の質疑応答の後、評価を5分程度で行うというものです。質疑や評価を行う人は、「構想日本」という民間団体に属する人4名(私が傍聴したグループでは、全て他の自治体の職員でした)と草加市行財政改革推進委員2名(草加市民)の計6名です。

5分の説明と20分の質疑応答の後、評価(仕分け)を行うわけですが、仕分けの区分は以下の6通りとなっています。①不要、②国、県が行うべき、③民間にゆだねる、④市民、地域団体にゆだねる、⑤草加市が行う(要改善)、⑥草加市が行う(現行通り)。

学童保育はこの「事業仕分け」の対象とはなっていませんが、私が関わっている「国際相談コーナー運営事業」が対象事業となっていましたので、今日の午前中、傍聴に行ってきました。

率直な感想で言えば、「何のためにこんなことを時間とお金をかけてやってんの?」という感じでした。市が行っている様々な事業について、本当に市民の目線で、意見が言えるのであれば、意味があるのかなと思いますが、あまりにかみ合わない議論に、傍聴席からでも意見を言いたくなってしまいました。

「構想日本」の4人の方は、草加市や草加市が行っている事業についてほとんど知識がないようでした。にもかかわらず、草加市が行っている事業の全体像をきちんと理解しようというような姿勢がほとんど感じられませんでした。草加市のことやその事業の全体像を理解することよりも、とにかく、「必要な事業か」「不要な事業か」を仕分けしたいらしく、私には些末と思えるようなことにこだわって、市の職員を問い詰めたりしていました。

草加市行財政改革推進委員のお二人は、本当に市民の目線でいろいろと質問をしたり、発言をするのですが、三分の二は、草加市のことを知らない他市の職員ですから、なかなか論議が深まりません。中途半端な質疑の後、評価(多数決)を行うわけですが、草加市のこともその事業の全体像さえも把握していないのに、なぜ評価を行うことができるのか、そもそもそういう中途半端な評価を行うことにどんな意味があるのかと首をかしげてしまいました。

こんな論議の結果、「不要」とされた事業が、最終的に打ち切りとなってしまったとすると、本当に責任をとることができるのでしょうか。言い方は悪いかもしれませんが、私には、この「事業仕分け」は、「草加市に責任を持たない方たちが、好き勝手に言いたいことを言い合っている会議」としか映りませんでした。もうちょっと、本当の市民の声、当事者の声が反映されないと、あまり意味がないのではないかと思いました。

「草加市事業仕分け」2日目2008年06月29日 22時30分02秒

「事業仕分け」2日目。今日は、「冒険遊び場」事業が対象となっていたので、午後1時間ほど傍聴してきました。

評価者は、他市から来た方1名と草加市行財政改革推進委員の2名、計3名が交代していました。きのうのブログでは、「草加市のことをよく知らない他市の職員」が評価者であることの疑問を書きました。今日は、草加市民の代表であるべき草加市行財政改革推進委員のお二人が、草加市やその事業について、あまりよくご存じでないことに驚いてしまいました。「冒険遊び場に行ったことがない」というのは、まあしょうがないとして、その次の事業の質疑で、草加市民である方が、「勤労青少年ホームってどこにあるんだっけ?」などと聞いているのには、あきれてしまいました。

その事業の全体像を把握しあるべき姿を論じるというスタイルとなっていないと、きのうのブログで書きました。必ずしも本筋の問題とは思えないような点をしつこく質問するといった点は、今日も同じでした。「黒羽ふれあい事業」では、事業そのものの中身よりも、委託か補助かといった、運営手法、市民との協同のあり方などについて論議が集中していました。市民との協同については、草加市には、長い時間をかけて作り上げた「NPO・市民活動団体と市との協働のあり方[指針]」があるわけですから、こうした文書をふまえた上で論議をしてほしかったと思います。草加市に、こういう文書があることを評価者はご存じなのでしょうか。

「冒険遊び場」事業にしても、この事業が始まるまでに、市民の様々な活動があったわけですから、こうした草加市の市民活動などの歴史をふまえたうえで論議をしてほしかったと思います。「市が439万円出している根拠は何ですか?」とか「このNPOがやっていることは、ただ単に市の公園に、子どもと一緒にいて、子どもたちの遊び相手や指導をしていることだけなんですね?」などといった質問では、「冒険遊び場」事業の持っている価値は、絶対にわからないだろうと思います。

担当課の職員は、こうした質問に対して「冒険遊び場」の持っている価値をていねいに回答していました。ただ、やはり、20分程度という時間の中で、実際に「冒険遊び場」に来たこともない人にきちんと理解してもらうのは大変に困難です。「冒険遊び場」という考え方は、最近生まれたわけではなく、ヨーロッパでは、戦後すぐくらいから広まり始め、日本でも30年近い歴史を持っているわけですが、今日の評価者は、きっとそんなことも知らないのでしょうね。

他のNPO団体の方も傍聴に来ており、その方も、「いったい何のために、こんなことやっているのかね?」とおっしゃっていました。