「草加市事業仕分け」2日目 ― 2008年06月29日 22時30分02秒
「事業仕分け」2日目。今日は、「冒険遊び場」事業が対象となっていたので、午後1時間ほど傍聴してきました。
評価者は、他市から来た方1名と草加市行財政改革推進委員の2名、計3名が交代していました。きのうのブログでは、「草加市のことをよく知らない他市の職員」が評価者であることの疑問を書きました。今日は、草加市民の代表であるべき草加市行財政改革推進委員のお二人が、草加市やその事業について、あまりよくご存じでないことに驚いてしまいました。「冒険遊び場に行ったことがない」というのは、まあしょうがないとして、その次の事業の質疑で、草加市民である方が、「勤労青少年ホームってどこにあるんだっけ?」などと聞いているのには、あきれてしまいました。
その事業の全体像を把握しあるべき姿を論じるというスタイルとなっていないと、きのうのブログで書きました。必ずしも本筋の問題とは思えないような点をしつこく質問するといった点は、今日も同じでした。「黒羽ふれあい事業」では、事業そのものの中身よりも、委託か補助かといった、運営手法、市民との協同のあり方などについて論議が集中していました。市民との協同については、草加市には、長い時間をかけて作り上げた「NPO・市民活動団体と市との協働のあり方[指針]」があるわけですから、こうした文書をふまえた上で論議をしてほしかったと思います。草加市に、こういう文書があることを評価者はご存じなのでしょうか。
「冒険遊び場」事業にしても、この事業が始まるまでに、市民の様々な活動があったわけですから、こうした草加市の市民活動などの歴史をふまえたうえで論議をしてほしかったと思います。「市が439万円出している根拠は何ですか?」とか「このNPOがやっていることは、ただ単に市の公園に、子どもと一緒にいて、子どもたちの遊び相手や指導をしていることだけなんですね?」などといった質問では、「冒険遊び場」事業の持っている価値は、絶対にわからないだろうと思います。
担当課の職員は、こうした質問に対して「冒険遊び場」の持っている価値をていねいに回答していました。ただ、やはり、20分程度という時間の中で、実際に「冒険遊び場」に来たこともない人にきちんと理解してもらうのは大変に困難です。「冒険遊び場」という考え方は、最近生まれたわけではなく、ヨーロッパでは、戦後すぐくらいから広まり始め、日本でも30年近い歴史を持っているわけですが、今日の評価者は、きっとそんなことも知らないのでしょうね。
他のNPO団体の方も傍聴に来ており、その方も、「いったい何のために、こんなことやっているのかね?」とおっしゃっていました。
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