大宮で「反貧困駆け込み大相談会」が行われます。2009年03月14日 23時00分59秒

以前職場の同僚だった、白鳥さん(さいたま教育文化研究所 事務局長)から、次のようなメールが届きました。


みなさまへ お元気でお過ごしのことと思います。さて、埼玉でも3月中に1万人ほどの労働者が首切りにあうとされています。すでに「反貧困ネットワーク埼玉」にも行き場のない人たちが訪れ、緊急シェルター(常盤会館)に24人収容されています。添付資料のとおり「反貧困駆け込み大相談会」を3月21日、22日に大宮ソニック前鐘塚公園で開催します。多くのボランティアが必要です。ぜひご協力ください。


私が担任している生徒の保護者でも、首切りにあい職を失ってしまった方がいます。なかなか次の仕事を見つけることができずに本当に困っています。授業料の減免申請手続きのためすぐに事務室に行きましたが、今年度分はすでに終了し、来年分の申請となるということでした。今年度の未納分は何とか払わなければなりません。

経済的に厳しく、自分がバイトをしなければならないが、放課後は部活動をやっているため、学校が始まる前にファーストフード店でアルバイトをしてから登校する生徒もいます。

私の知り合いに、こんな人もいます。転職先から内定をもらい、転職先の会社の都合に合わせて、現在働いている会社の退職手続きを進めていたら、突然その転職先が内定取り消しを連絡してきました。退職の手続きを取り消すことができずに、結局職を失ってしまいました。

1年くらい前までは、「『貧困』なんていう言葉は、おおげさだなあ」と思っていました。しかし、この間、いろんな話を見聞きするうち、今の日本は本当に大変なことになっているのだと痛感しています。社会的なセーフティネットの再構築を早急に行わなければなりませんが、まずは、一人ひとりが身近で自分たちの出来ることから始めていくことが大切なのだと思います。

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