もっと自由に学校施設が使えたら。 ― 2007年06月20日 22時47分15秒
草加では、大規模化が進み、どの学童も施設の狭隘さ、狭さに悩んでいます。特に、雨の日がたいへんです。狭い施設に、何十人が押し込められ、むっとして、息苦しさを感じるほどだと言います。
こうしたときに、学校の体育館や図書室などが自由に使えるといいのですが、草加では、体育館や図書室などを日常的に利用できている学童はそう多くはありません。
学校施設の利用に関して、子ども未来財団の、「調査研究」では、以下のように述べています。
室内においても遊ぶことができる空間を確保すると共に、屋外遊びを豊かにするため、学校と連携して校庭・体育館を利用したり、近隣の公園等を有効に活用したりすることが求められる。
この「調査研究」では、「実態調査」を行っていますが、体育館と図書室については、以下のようになっています。
◆授業で使用されている以外いつでも利用できる。
☆体育館-17.0% ☆図書室- 4.5%
◆事前に許可を取れば利用できる
☆体育館-51.5% ☆図書室-18.8%
◆緊急時や行事開催など特別の場合のみ利用できる。
☆体育館- 5.8% ☆図書室- 3.8%
体育館では、「いつでも」と「事前に許可を取れば」を合わせると、70%近くの学童で、特に問題もなく使うことが出来ているということが分かります。
こうした全国の状況と比べてみると、学校施設の利用に関しては、草加がいかに遅れているのかということが分かります。小学校に通う同じ児童なのですから、もう少し学校施設を開放してもらえたらとつくづく思います。
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