松原児童クラブで、指定管理者制度の学習会をしました。2011年12月03日 23時47分06秒

今日の夜は、松原児童クラブの父母会に招かれて、指定管理者制度についての学習会(30分程度のお話)をしてきました。指定管理を受けたばかりの時の会長さんやその当時の役員さんもいらして、大変懐かしく感じました。最初に指定を受けたときには、古い校舎の1教室だけだったのが、今では、学校の建て替えに伴って新築された広くて立派な施設となっており、みんなで一生懸命に頑張ってきた成果だなあと、感慨深いものがありました。

昨日の夜は、職場の忘年会の二次会でとても不愉快なことがあったのですが、松原児童クラブの父母会で、一緒に頑張ってきた保護者の方、真剣に話を聞いてくれた新しい保護者の姿を見てこちらもとても勇気づけられ、元気が出ました。

松原児童クラブは、株式会社3社も含めた5団体との競争に打ち勝って、2007年4月から、草加・元気っ子クラブが指定管理者として運営しています。第1回目の指定は、2007年度から2009年度までの3年間でした。第1回目は公募で行われましたが、2回目の指定については、それまでの運動の成果として随意での指定で行われました。指定期間は、2010年度から2012年までの3年間でした。

9月15日のブログ で書いたように、草加市は指定管理者制度に関する新しい方針をだし、「.地域密着型施設であり、地域団体等で施設管理・事業運営を行うことが適切なもの」「.施設管理・事業運営に専門的な知識・経験・スタッフを要するもの」「.設置目的が同じ施設について、一体的な管理・運営や連携強化が市民にとって有利と考えられるもの」「事業の継続性が必要と認められるもの」の場合には、随意指定を行うとしています。児童クラブについても、この方針に従って、この間は公募ではなく随意での指定が行われるようになってきています。

しかし、指定管理者制度に組み込まれている限り、「絶対」に継続して運営できるという確実な保障はありません。現在の市の方針に安心せずに、学童保育には相容れないこの制度の危険性を常に語り継いでいくことがとても大切だと思います。今日の学習会を企画していただいた、松原児童クラブの役員さん達に本当に感謝しています。