残念ながら、今年の「草加子どもまつり」は中止です!2011年03月27日 22時32分51秒

今日、「草加子どもまつり」実行委員会の事務局会議を行い、5月8日に記載を予定していた今年の「第25回草加子どもまつり」を開催するかどうか話し合いました。

親子劇場の方や市の職員組合の保母さん、学童からの参加者などから、こういう大変な時期だからこそ、子どもたちが喜ぶ、楽しいことを、可能な範囲で実施できないかという意見が出されました。しかし、実施を予定していた小学校が草加市の「指定避難所」となっており、今のような状況の中では、小学校を借りることができないということが、実行委員長から報告されました。子どもの遊びを中心として、縮小してでも実施できないかという意見も出されましたが、会場の確保ができないならばやむを得ないということで、本当に残念ながら、今回の「子どもまつり」は中止と決定せざるを得ませんでした。

「今回の中止はやむを得ないが、草加の子どもたちのためにということを一致点に、さまざまな団体が集まって毎年開催してきたという意義をきちんと確認し、来年度は、必ず実施しよう」という強い意見も出され、そのことも確認されました。

埼玉でも感じられるような余震が続き、毎日のように被災地の様子や原発事故のことが報道されたり、計画停電が実施されたりする中で、不安やストレスを感じている子どもたちも多いのではないかと思います。表面的には明るく振る舞ってはいても、今回の未曾有の大災害は、子どもたちの心に暗い影を落としていることは間違いないことだろうと思います。

今年の「子どもまつり」は中止となってしまいましたが、日々の学童での生活や行事などを通して、子どもたちが安心感を持って、笑顔で毎日を過ごすことができるように、私達大人ががんばっていきたいものだと思います。