合同運動会が行われました。2007年11月04日 23時15分06秒

今日、両新田小学校において、第27回草加市児童クラブ(学童保育)合同運動会が開催されました。すばらしい天気にも恵まれ、とても楽しい一日を過ごすことが出来ました。来賓として、市長、教育長、市議会議長、健康福祉部長、子育て支援課長、開催校の両新田小学校の校長先生にもお越しいただきました。また、国会議員、県議会議員、市議会議員の皆様にも多数ご参加いただき、子ども達の元気いっぱいの姿を見ていただくことが出来ました。

合同運動会は、草加市内にある21カ所の児童クラブ全てが参加して行われるものです。21カ所のうち、公立が4カ所、元気っ子クラブが運営する児童クラブが17カ所(そのうち5カ所が指定管理者制度による運営)と、運営形態は違いますが、市内にある全ての児童クラブの児童と保護者参加して行われる唯一の行事です。

児童数が増えていることもあり、年々参加者が増え、今年は、児童と保護者を合わせると1500名を超えるまでになりました。小学校の運動会と違い、事前の練習などができないので、なかなか大変ですが、各児童クラブから選ばれた担当の保護者や指導員が何回も会議を重ね、入念に準備をしてきたおかげで、大きな問題もなく無事終了することが出来ました。子どもを真ん中にして、親と指導員、みんなが協力し合ったからこそ、こうした大きな行事を成功させることができたのだと思います。本当にありがとうございました。


市長があいさつ

市長あいさつ


開会式の様子

開会式の様子

全国研全体会が国技館で行われました!2007年11月10日 22時50分56秒

第42回全国学童保育研究集会が、今日から、東京で始まりました。初日の今日は、全体会が、両国国技館で行われました。全国各地(文字通り北は北海道、南は沖縄)から、本当にたくさんの人が参加しました。速報No.2によると、午後2時現在で4629人ということでした。

いつもはお相撲をやっている国技館ということで、会場の座席はどうなるのかなと思っていたら、相撲の時と全く同じのます席でした。(前の方だけ、ちょっと椅子席がありましたが。)基調講演の松崎さんが、冗談半分で、「足を伸ばして、くつろいで、ミカンでも食べながら聞いているような感じ」と言っていましたが、椅子席よりも、ゆっくりできて快適でした。

今日の全体会の中で、私が一番印象に残っているのは、保護者の立場からなされた特別報告です。日野市に住むお母さんの発言でした。二男がADHDと診断された時のショック、小学校入学に際しての辛い思い、そういう中で、手のかかるわが子をみんなの一員としてあたたかく受け入れてくれた学童クラブ。まわりの人との関わりを避けていたお母さん自身も、こうした中で、変わっていきます。

このお母さんは、次のように、発言を締めくくりました。

「私はずっと一人で考えてきました。周囲の人とふれあうのは人に頼ること。頼ってしまったら、自分の弱さを認めてしまったら、やっていけないと思っていました。でも、今、知り合った人たちが、私にたくさんのことを教えてくれました。いろんな考えがあるから、いろんな答えが生まれてくる 。苦手だからと逃げずに人とふれあっていこうと思います。私たち家族に学童クラブは必要だった。他に助けてくれるところがなかったから。特に息子にとっては、他に彼を一員として受け入れてくれるところはなかった。学童クラブはそんな場所です。先生とは、(指導員と親という)立場は違うけれど、子どもを思う気持ちは一緒です」

二日目の明日は、中央大学と明星大学で、分科会が開催されます。


開会行事-子ども達の合唱など

開会行事


全国連協会長山本先生(草加の長栄児童クラブ指導員)の基調報告

基調報告


熱気あふれる会場-全国から4629人が参加!

熱気あふれる会場


ユーモアたっぷりに学童への期待を熱く語る松崎さん

記念講演

全国研2日目-指定管理分科会に参加しました。2007年11月11日 23時31分22秒

全国研の2日目。中央大学と明星大学の二つの会場に分かれて、分科会が行われました。私は、指定管理者制度の分科会に参加しました。指定管理者制度の分科会への参加は、今回で3回目になります。2年前の神奈川での研究集会では、レポート発表し、昨年の愛知の研究集会では、世話人を務めました。

2年前は、実際に指定管理者制度が導入されている自治体が少なかったこともあり、制度そのものがよく理解されていなかったり、いたずらに不安感だけが先行しているような感じもありました。昨年の分科会では、各地での取り組みが進み、それぞれの地域での活動交流が活発に行われましたが、まだ、論議が一つの方向に絞り切れていないような印象がありました。過去2回の分科会を踏まえ、今年度は、全体がほぼ共通の認識を持って論議を進めることが出き、かなり方向性がみえてきたのではないかと思います。

どういう運動をするにしろ、一番大切にしなければならないのは、やはり私たち自身がどういう学童保育を目指していくのかということを、はっきりさせていくことだろうと思います。

「保育の質を問わずに、とりあえず預ける場所があればよい」とか、これまで何十年も掛けて地域の中で築き上げてきた人のつながりも必要ないとか、そんな風に思うのであれば、指定管理者制度でも構わないかもしれません。しかし、私たちが目指しているのは、そういう学童保育ではありません。子どもを第一に考え、その成長を願うのであれば、自ずと指定管理者制度にどう対応していったらよいのかということもはっきりしてきます。

指定管理者制度そのものが持っている矛盾から、この間、いろんなところで問題も起きてきています。自治体職員の中からも、この制度はおかしいという声が上がり始めているという報告もありました。まだまだ安心はできませんが、私たちが確信を持って幅広く運動を進めていくならば、必ず展望が開けてくる、そんな思いを共有できた分科会であったと思います。

来年度予算に向けての県との話し合い2007年11月25日 18時44分27秒

11月20日(火)に、来年度の県予算に向けての、県福祉部・教育局との話し合いがあり、参加してきました。県に提出した要望書については、以下のページで見ることが出来ます。

2008年度県予算に向けた要望書  

皆さんご承知の通り、埼玉県は「学童先進県」であり、他の自治体に比べると、いろいろな面で進んでいるのは事実です。しかし、こうした話し合いでの発言などを聞いていると、学童保育に関する制度そのものが、非常に遅れているのだということを感じざるを得ません。ある地域の保護者は、学童の指導員が本当に熱心に子どもを見てくれていることに感謝しつつも、今の補助金のもとでは、指導員を社会保険に加入させることすらできないと、涙ながらに訴えていました。

「常勤形態の指導員常時複数体制を確保できるように、1カ所あたりの補助基準額を増額してください」というのが、今回の話し合いでの最重点要求の一つです。しかし、県側の回答は、学童の数が増えており、県財政が厳しい中では、その増加した学童に対する補助金分を確保するのが精一杯であるというものでした。つまり、学童の増加に対応しなければならないので、1カ所あたりの補助金額を増額していくことは、困難だということです。

考えてみれば、1998年に、学童保育が法制化(児童福祉法の中に位置づけられた)されても、国の補助制度そのものは、ほとんど変わってきませんでした。県が「運営基準」を策定し、国が「ガイドライン」を作るようになったりと、少しずつ学童保育に対する意識は変わってきているのかもしれませんが、現場での運営の大変さというのはほとんど変わっていません。あるいは、大規模化が急速に進んでいるので、指導員も父母も運営者も、これまで以上に大変になってきているというのが実状かも知れません。

市に対する働きかけということも、もちろん大切です。しかし、大本の国や県の制度そのものをきちんとしていかないとどうしようもないのだということを、きちんと理解することが大切です。その意味で、常に、県連協や全国連協などと協力しながら、運動を進めていくという観点を忘れてはならないと思います。