若者が希望を持って生きることのできる社会を!2012年08月05日 21時50分36秒

夏休みに入って2週間が経ちましたが、今年は3学年の担当なので、毎日学校に行き本当に忙しい毎日です。もしかしたら、これまでの三十数年間の教員生活の中で、この夏休みが一番忙しいかもと感じています。

私の高校は、就職希望者も、4年生大学希望者も、専門学校希望者もいるので、就職者に対する面接指導などを行いつつ、進学者のための補習も行わなければいけません(一応担当教科が英語なので・・・)。

就職希望者は、今は、自分が受けたいと思っている会社への会社見学です。30分程度で終わる見学もありますが、会社によっては、いろんな工場を見学し3~4時間もかかるところもあります。見学が終わりましたという報告が来るまでは、やはり、なかなか学校を出ることはできません。見学してみて、ちょっとイメージが違うという生徒は、また別の会社を探すことになります。

高校生の就職状況は依然として大変厳しいものがあります。親の経済的な理由から、進学希望だったのに、就職希望に変更した生徒もいます。こういう厳しい状況の中でも、就職を希望している生徒達は本当によく頑張っています。生徒達は、自分の進路実現を実現していくということ、一人前の社会人として社会に出て行くということを真剣に考え、1、2年生の時と比べても、見違えるように成長しています。

若者が希望を持って未来を語れるような社会を作っていくのは、私たち大人の責任です。一生懸命に頑張っている生徒達のために、私たち教員も全力でサポートしていかなければと思っています。