感動的なシンポとなりました。2007年02月10日 16時58分39秒

2月4日に、「第2回子育てシンポジウム」を開催しました。400人入るホールですが、受付簿でのチェックで385名、ほぼ満員の大盛況でした。内容的にも、どの報告者の発言もすばらしく、とてもよいシンポジウムができたのではないかと思っています。

忙しい中参加していただいた皆様、何回も何回も原稿を書き直して準備していただいた発表者の方々、看板や資料などの準備をしていただいた方々、関係者の全てに心から感謝申し上げます。

終了後、129名の方に、アンケート用紙を提出していただきました。ほとんどの方が、感想を書いてくれていました。(中には、裏までびっしり書いてくれた人もいました。)発表者の熱い思いに「感動した」「涙が出てきた」という声が多数ありました。

私が、あれこれ書くよりも、当日の参加者の感想を載せた方が、より当日の雰囲気が伝わるのではないかと思います。感想のいくつかを以下で紹介します。

参加者の感想から

いろいろな児童クラブの様子がわかって楽しかったです。私の児童クラブも、地域との交流をもう少し持った方がいいのかな?などと、いろいろと考えさせられました。また、児童クラブ以外の話も聞くことができ、よかったと思います。つまらなかったらすぐ帰ろうと思っていたのですが(すみません)最後まで席を立つことはありませんでした。次回もまた参加したいです。

子供たちの放課後を学童だけでなくふりぃすぺぇす川文や冒険あそび場やGROWINGの方達のお話も聞くことができて本当に、みんなで考えることの出来たシンポジウムだったと思います。パネルディスカッションはとても良かったです。放課後の居場所づくりの大切さを実感しました。中学生になっても高校生になっても気軽に行けるような居場所も草加にもっとたくさん出来たらいいなあと思います。

何気ない毎日を子どもが安心して学童に通室でき、親も安心して働きに出かけられている日々は、とてもありがたい場であること。また、障害児も刺激を受け、日々、成長していけることなど、施設の他にも、心のつながりや安心感は何物にも代えられない大事な場だと、再確認させられました。

安心して過ごせる場所である学童に学年を問わず入所できるようにしてほしいと思います。地域で協力することの大切さを改めて感じました。心が安定した中で、心身ともに健全な成長をした時間は子どもにとって財産になると思います。

実際私自身の子どもも高学年となり、定員問題により学童に在籍していられないかもしれないという現状です。急なことで、親も子もとまどい、不安です。今できること、やれることを必死に始めているといった感じです。高学年だから大丈夫、安心と言うことは、今の世の中決してないと思います。全ての住民、全ての子どもが安心して過ごせる毎日が送れるように、願い、力を出していきたいです。

この4月、我が娘は4年生。いよいよ待機児かな・・・と、不安でいっぱいです。今回のシンポジウムもそんな気持ちの中、勇気をもらえればと参加しました。みなさん、1人1人「"子どものため"にという気持ちを大切にしなければいけない」という思い、しっかり伝わりました。どの発表にも目頭が熱くなりました。

学童の歴史、過去の父母の方々の子どもへの思い、また学童への思いを知りました。たいへん感動しました。子どもを安心して預けられることも場所があるただそれだけじゃないものを子ども達や私(両親)に与えられていることを感じています。この思いを自分の子どもだけじゃなく、次の子ども達にも与えられていくように、何かしらお手伝いできることがあればと思います。

あらためて指定管理者制度に疑問を感じました。今、営利追求の民間が参入し、保育をおこなうことに不安を感じています。卒室してしまった子供たちが、何かあったとき帰れる児童クラブであってほしい。指導員の先生にそっとうちあけられる場にしてほしい。その場を指定管理という政策で子どもから奪わないで!!親以外の第三者の指導員は、大切な存在です。そんな頼れる指導員の先生を奪わないで!!3年、5年で変わる指定管理導入を見直してほしい。

入室してすぐの総会で、保育園からの仲間に、「1年生で役員やっちゃおうよ。その方がラクだよ。」と誘われ、”ラク”だろうという不純な動機で、何もわからないままに役員をやりました。それでも、半年くらいは「学童って父母会がたくさんあってめんどくさいなぁ」なんて多少思っていました。でも、運営委員会に出席するうちに、少しずつ学童のしくみを理解し、損得抜きにその中心に立って動いている方々を見ているうちに、私の心の中の意識改革も始まった気がしています。今日は、さらにその意識改革が進んだ気がしています。現実問題として、時間のない私に、何ができるかはまだ自信のないところですが、来年度からは決して”めんどくさい”と思うことなく、子供と共に学童生活にとりくんでいけると思います。今日参加したことで学童っていいなと思えました。とても勉強になりました。

 

子ども達のことなど、とっても指導員の方、父母の方、そしてNPOの方達が考えていることがわかりました。親が考えているよりずっとずっと子どものことを見ていて頭が下がります。とっても勉強になりました。

父母会がどんなに大切で必要かを再認識しました。先日父母会から帰ってきた私に子どもが、「私のために父母会に行ってくれてありがとう」と言ってきたことを思い出しました。とてもびっくりした気持ちでしたが、私にも子どもにも父母会はなくてはならないものだと今日また実感しました。

大勢の方々に支えられ、今、子ども達が元気に過ごせる場所があることをあらためて思い知ったという感じです。せっかく良い状態になったと思っても次々と問題が迫ってきます。今まで頑張ってきてくださった父母以上にこれからも活動していきたいと思いました。

何年も前からの先輩父母さん達のおかげで今の学童があるんだと実感できました。今後の父母会活動への参加の仕方が変わると思います。まだまだこれからも発展途上の学童活動だと理解しました。

いいお話を聞けたと思います。お話を聞きながら、話し手の方の気持ちを受け、涙が出てきました。みなさんのいい気持ちをもらい、また明日から前向きに学童、子ども達について考えていきたいと思います。ありがとうございました。

本当は全てを紹介したいところですが、スペースの関係もありますので、ほんの一部です。当日の発言原稿なども含めたきちんとした報告集は、後日まとめていきたいと思っています。

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