草加市が「協働のあり方[指針]」を発表 ― 2008年02月24日 21時48分32秒
先日、草加市から「NPO・市民活動団体と市との協働のあり方 [指針]」の冊子が、正式に発表されました。この冊子は、49回にもおよぶ「NPO・市民活動団体都市との協働のあり方を考える会議」での論議を踏まえて作成され、今回、正式に草加市としての文書として発表されたものです。
この会議には、市内で活動する多くのNPO、市民団体が参加していました。元気っ子クラブでは、私(小池)と事務局長の伊藤さんが参加していました。伊藤さんは、この会議の座長を務め、中心となって文書をまとめました。
市との協働のあり方を、市民団体の立場から論議しまとめたということに大きな意味があるのではないかと思っています。さらに、市民団体が中心となってまとめたものを、市として認め、草加市の公式な文書として発表しているということも非常に重要だと思います。
何年もかけて苦労して作り上げた文書です。この文書が活用され、本当に市民の立場に立った協働がさらに進んでいくことを心から期待したいと思います。担当する課は、総合政策部みんなでまちづくり課です。興味がある方は、連絡してみてください。
この文書をまとめる中で、論議になったことの一つが、「委託や指定管理者制度は、市民との協働という観点で捉えることができるのか」ということでした。この点では、行政側との、とらえ方の違いがあるということもわかりました。結論としては、全ての委託や指定管理が協働という観点でとらえられるわけではないが、「協働という観点で捉えた方がより多くの効果を得られる分野があると判断」し、「協働の形態」の中に、委託や指定管理者制度を含めることとしました。この点も非常に重要だと思います。
論議になった点ですので、きちんと説明しておいた方がよいということで、特別に欄を設けました。この欄の内容を以下のページにPDFファイルとして載せました。ぜひ、お読みいただければと思います。
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