「学童保育の会」運営委員会のミニ学習会から~「長く関わり続けることで見えてきたこと」2011年11月20日 23時21分05秒

今日の午前中、毎月1回定例で行われている「草加市学童保育の会」の運営委員会に参加してきました。

私が「草加市学童保育」の前身である市連協の会長をやっていた頃から、各学童の交流や運動について話し合うだけでなく、毎回テーマを決めて会議の始めにみんなで学び合う「ミニ学習会」をやって来ました。「草加の学童保育の歴史」などのテーマで私も何回かお話ししたことがあります。

今日の学習会のテーマは、「長く関わり続けることで見えてきた保育と父母とのつながり」というもので、経験17年目となる指導員がお話ししてくれました。実は、この指導員は、私の娘達がお世話になった学童の指導員で、私の下の娘が小学校1年生の時に指導員となった方です。その当時は、とにかく娘が卒業するまでは、指導員を続けて欲しいと思っていましたが、もう17年間も指導員をやってくれているのかと感謝の気持ちでいっぱいになりました。お話の内容もとても素晴らしいものでした。

その当時は、まだ父母会経営で、指導員がころころ変わり今度の指導員は大丈夫かと保護者みんなが心配し、採用面接の時には保護者が勢揃いした中で行われてびっくりしたとか、幼稚園の経験があったので同じような感じかと思ったら、学童は全く違っていて、子どもの声が騒々しく、最初の時はきっと1週間も持たないだろうと思ったとか、始めて聞く話でした。

最初は1週間で辞めようと思ったけれど、9月に採用になり、途中で辞めるのはまずいと思いとりあえず年度の終わりまでは続けようと思ったそうです。ちょうどそのとき、この学童が草加で始めて空き教室を使えるということになり、父母会長が中心となって一生懸命市と交渉したりしている姿を見ているうちに、結局次の年も指導員を続けるようになりました。年度が替わり、以前指導員を経験していた人と組むようになり、保育がとても楽しくなってきたと言います。

その頃は、保護者と一緒にと言うよりは、とにかく子ども達との保育が楽しくて続けていたそうです。そのうち、学童の行事やキャンプなどの活動を通して、保護者とのつながりも深まっていきました。結婚し子どもができた今、子育てしながら仕事を続けるということがこんなにも大変だったのか、保護者の辛さや大変さ、でもその中で学童のために一生懸命がんばってきてくれたことが改めて実感することができたということです。

新人で入り、不安を抱えながら指導員を続け、子ども達を保育士ながら、保護者とともに自分も成長することができたということが感動的に語られ、とてもすばらしい内容でした。草加には今新人1年目、2年目という人がたくさんいますが、是非とも聞いてもらいたいなと思う内容でした。

学童保育というところは、子どもだけでなく、保護者も指導員も育てる場所だということを改めて感じました。