米兵による暴行事件、基地問題、オスプレイの配備強行~日本はアメリカの植民地か!2012年10月17日 21時33分30秒

16日に沖縄県で起きた米兵による女性暴行事件を聞いて、「またか!」と思い、怒りを覚えました。これまでも何回も繰り返され、そのたびに謝罪と綱紀の粛正が叫ばれているにもかかわらず、いっこうに減らない犯罪。もういい加減にしてくれという思いです。

今沖縄の基地には、イラクやアフガニスタンなどで、多くの戦死者をだし、自分自身も生きるか死ぬかの戦闘をしてきた兵士が戻ってきていると言います。沖縄では、自治体の真ん中に基地があり、そういう極限状況の中で戦闘を行ってきて極度に緊張状態にある兵士が、ごく普通に沖縄の街を歩いているわけです。こうした中で、米兵による犯罪が繰り返されています。

日米地位協定により、米兵の公務中の行為は、日本が裁判を行うことが出来ません。1978年の国会答弁で、安保条約締結以降、公務中の事件、事故が三万六千件に達しているがアメリカで裁判が行われたのは一件もないということが明らかになりました。公務外の事件、事故の場合には、日本側が裁くことになっていますが、日米に密約があり、特に重大なものでない限り、日本側は裁判権を放棄することになっているとも言います。

16年前に移設が合意されたにも係わらずいっこうに進展しない「普天間基地問題」、沖縄県民が強硬に反対しているにも係わらずオスプレイ配備が強行された問題、米兵犯罪の放置など、日本は一体アメリカの植民地なのかと憤りを感じざるを得ません。

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