「公的責任における放課後児童クラブ(学童保育)の抜本的拡充を目指す議員連盟」が設立されました。2012年02月20日 21時10分26秒

2月14日、国会内で、「公的責任における放課後児童クラブ(学童保育)の抜本的拡充を目指す議員連盟」が設立されました。会長には、私たちの地元草加・越谷選出の細川律夫衆議院議員が就任されました。幹事長には、自民党の馳浩衆議院議員、副会長には、民主党、自民党、公明党、共産党、みんなの党から9名の議員が就任されました。

まさに超党派の国会議員が、学童保育の「抜本的拡充」をもとめて議員連盟を結成したということは、本当に画期的なことです。

会長に就任した細川律夫衆議院議員は、一昨日行った「第7回子育てシンポジウム」に来賓として参加され、挨拶の中で、この議員連盟のことにも関連して次のように語っていました。

「学童保育については、法的なものもしっかりせずに、少し整備も出来ていないということもありまして、政府の方でも、あるいは国会議員の方でも、この学童保育をしっかりとやっていかなければというのが今の状況でございます。今年は、政府の方では、子ども・子育て新システムに基づきます、いろんな施策が出て参ります。その中で、学童保育の問題も出て参ります。その中では、学童保育については、これまで3年生以下が対象でありましたけれども、4年生以上も対象にするということをしっかりと法律に明記をする。また、各市町村において、学童保育の必要性がどういう状況になっているのか、そういう実態調査をしっかりと行って、その実態調査に基づいて学童保育の施策をしっかりとやりなさいということも法律に明記をしていく、こういうことを進めております。さらに、学童保育の質を向上させなければいけないということがございます。その点については、指導員の資格の問題とか、あるいは数の問題、あるいは施設、開設する日にちとか時間とか、そういうようなものを法律でしっかりと基準を定める。そして市町村では、条例を作って、その基準に基づいてこの学童保育をしっかりと進めていく。こういうような法律を今回、国会に出すだろうというふうに思います。従って、私どもは、そういう政府の方針を踏まえまして、全部の政党で、今回の議員連盟では、しっかりと後押しをして、政府の方へあげていくことがあるならば、それを補充をして、学童保育をより充実するものにさせていこうと考えています。」

この議員連盟と全国連協との懇談も予定をされているようです。この議員連盟の結成を機に、学童保育施策が「抜本的」に改善されていくことを期待したいと思います。それを実現していくためにも、全国連協、県連協とともに、みんなで協力し合いながら運動を進めていきたいと思います。

「公的責任における放課後児童クラブ(学童保育)の抜本的拡充を目指す議員連盟」の設立総会の様子を、幹事長に就任した馳浩衆議院議員が、2月14日付けの「はせ日記」に書いています。

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