学童保育、子育て施策充実のために本当にがんばってくれる議員を!!2010年10月08日 22時49分02秒

今度の日曜日は、草加市議会議員選挙の投票日です。もともと今年は市議会議員選挙の改選の年であり、当初は11月7日投票の予定でした。9月2日、9月議会の初日に市長の不信任決議が賛成24人、反対5人、棄権1人で成立し、市長が議会の解散を選択したため、一月早い投票日となりました。

一月早く市議会議員選挙となってしまったのは、収賄罪で起訴され有罪が確定した元助役に対する、市長の発言がきっかけでした。こうしたことから、今回の市議会議員選挙の焦点は、市長と市議会の対立であるというような見方もありますが、決してそれだけではないと思います。

市長と議会との対立がきっかけとなったとは言え、今後の4年間の草加市政を左右する市議を選出する選挙であるということに変わりはありません。学童保育に関わっている私たちの立場から言えば、本当に私たちのことを理解し、子育て施策の充実、安心して子どもを産み育てられる草加市の実現のために真剣になって尽力してくれる人を議員として選ぶということが大切です。

この間、草加市学童保育の会では、積極的に市議会議員との懇談を行ってきました。こうした懇談の中で真剣に私たちの声に耳を傾け、私たちの要望の実現のために具体的に熱意を持って活動していただいている議員さんには、是非とも今後の4年間、市会議員として活躍してほしいと思います。

また、保育の会では、今回の市議会議員選挙の立候補者に対して、以下の2点で公開質問状を送り、半数の立候補者から回答をいただいています。こうした回答も参考にしながら、私たちの代表にふさわしい議員を選んでいきましょう。公開質問状の回答については、次のページで見ることが出来ます。

公開質問状の回答


市議会議員選挙立候補者に対する質問項目

質問1 学童保育そのものについてお伺いします。

学童保育は、法律的な位置づけがない中で、子ども達の放課後の生活を守り、自らの働く権利を保障するために、保護者自身が立ち上げ作り上げてきました。学童保育が、児童福祉法に位置づけられたのは1998年のことであり、いまだに、施設や職員配置などについての最低基準がありません。戦後すぐに児童福祉法に位置づけられた保育園と比べても、国の予算額が一桁少なく、まだまだ非常に遅れた施策であると言えます。 その一方で、共働きや一人親家庭の増加などにより、そのニーズは非常に高くなっています。草加市および国の政策の中で、学童保育という施策をどのように位置づけて取り組んでいくべきか、お考えをお聞かせ下さい。

質問2 学童保育の要である指導員についてお伺いします。

昼間、家に保護者がいない子どもたちにとって、学童保育は家庭に代わる大切な場所です。子ども達一人ひとりに居場所があり、安心して放課後の生活を過ごすことが出来るためには、専門的な知識と力量を持った指導員の存在が不可欠です。学校と違い、学童保育は「生活の場」ですので、みんなで遊んだり、くつろいだり、おやつを食べたり、あるいは、一人でゆっくりと本を読んだりなど、まさに家庭と同じような多様な活動を行っています。集団としてもまとまりも求められると同時に、一人ひとりの子どもの存在をきちんと受け止めるということも必要であり、非常に高い専門性が求められています。しかし、その一方で、学童保育の指導員には公的な資格制度がなく、労働条件や待遇についても、その専門性にふさわしいものとはなっていません。学童保育指導員の専門性についてどのようにお考えでしょうか。また、学童保育指導員の雇用や労働条件についてどうあるべきか、お考えをお聞かせ下さい。

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