明日は参議院選挙-じっくり考え、一票を投じましょう。2010年07月10日 23時19分21秒

いよいよ明日、参議院選挙の投票日となりました。みなさんは、どこの政党、候補者に投票するか決めていらっしゃるでしょうか。

草加市は、選挙の投票率が低いということで有名です。最近の選挙で一番低かったのが、前回の県知事選挙で、投票率はなんと23%でした。四分の三以上の市民が投票しませんでした。県議選が34%、市議選が43%、昨年の衆議院選挙でも62%でした。国政選挙でも、約4割の人が投票していないということになります。

政治に対する不信感が強く、「誰がやっても同じ。変わらない。」と諦めてしまっているのかもしれません。あるいは、政治は縁遠く、全く関心がないということなのかもしれません。

しかし、そうはいっても私たちの暮らしや生活を左右するのは政治の結果です。「やっぱり、日本は借金が多くお金がないから、なかなか子育て施策が進まない。学童予算もなかなか増えない。」と、何となく思わされていますが、実際はそうではないのではないかと思います。

「お金がない」とは言っても、国が「お金がない」のは私たち個人が「お金がない」レベルとは、全く違います。

今年度の学童保育予算は約274億円です。(ちなみに保育園関係の予算は、4,242億円、学童とは一桁違います。)国の一般会計総額比で、わずか0.03%、国債費などを除いた一般歳出比でも、0.05%にすぎません。これを倍にするくらいのことは、政治が判断すれば簡単にできることです。

今年度、子育て施策の「目玉」として、「高校の実質無償化」や「子ども手当」が導入されました。前者の予算は3,933億円、後者の予算は1兆7,465億円(来年度満額支出するならば、この倍の金額が必要!)となっています。「子ども手当」の是非はともかく、政府が必要と認め「やろう!」と判断すれば、これくらいの予算を付けることは可能だということです。

私は政治の素人ですが、今年度予算の「一般会計歳出の構成」をながめていると、防衛費が5.2%、金額にして約4兆8,000億円も占めていますので、ここいらへんはもうちょっと減らせるんじゃないかと思ってしまいます。いわゆる「思いやり予算」の他にも、アメリカの基地の再編のために、なぜか日本が約1,300億円も支出しているという記事を読んだ記憶もあります。

じっくりと考えて、本当に私たちの気持ちを代弁し、誠実に仕事をしてくれる政治家、政党に一票を投じたいと思います。

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