20代の投票率が低い! 関心を持ち、選択することが社会を変える。2009年08月28日 21時59分56秒

21歳になる私の教え子が、2年間アメリカのコミュニティーカレッジで学ぶために、あさってアメリカに出発します。この間、話をしていて、「出発が投票日だから、その日には投票いけないね。」と言ったら、「えっ?」と言って、「私、そういうのには行かない。」と言われてしまいました。もう一人いた子は、「お父さんからは、ちゃんと行きなさいと言われているんだけど、どうしようかなー。」とのこと。

「事前投票もできるし、ちゃんと行かなきゃダメだよ。」と話をしたら、「分かった、行けたら行く。」と返事したのですが、準備の合間を縫って行ってくれたでしょうか。

また、今日、職場で若い教員と話をしていたら、「投票日は、ちょっと出かけるつもりなので、選挙に行くつもりはないんですよね。」と言われました。卒業生と全く同じレベルの返答なので、びっくりしてしまいました。

20代の投票率が一番低いとは聞いていましたが、やっぱりそうなんだなあとつくづく実感しました。これまでの選挙より関心が高いと言われてはいますが、考えてみれば、投票日は、夏休み最後の日曜日。夏の最後の思い出にとお出かけをして、投票に行かない人も結構いるのかもしれません。あるいは、夏の疲れを癒すために、一日家で休んでいたいという人もいるのかもしれません。

学童にお子さんを預けていらっしゃるお父さん、お母さん、そして指導員のみなさん。お出かけをしたり、一日ゆっくり休みたいというところかもしれませんが、是非とも、選挙には行きましょう。

関心を持つこと、そして、じっくり考えて選択をすること。一人ひとりのそうした行為の積み重ねが、よりよい社会を作っていく力になるのだと思います。

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